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近頃の若隠居さん [日記]

最近これといって書くことがありません。
本もほとんど読んでません。
いえ、読んではいるのですが、読み終えるほどの分量を読んでいなかったり、読みはしたものの「またつまらぬものを読んでしまった……」と後悔するようなものばかりで、記事になりません。

今読んでいて割と面白いなーと思っているのが「文藝春秋SPECIAL 2017年夏号」ですが、これは本ではなくて雑誌ですね。



心とか脳とかの特集で、よく知られたネタが多いですし、重複している話題も多いのですが、短い記事の集まりでお手軽に読めてちょっとやってみようかなと思えるのがいいです。
この中で、安藤寿康と橘玲の対談がなかなか小気味良い。
橘さんが持って行こうとする一面的で短絡的な結論に対して、やんわりと反論する安藤先生にスカッとします。
「言ってはいけない 残酷すぎる真実」が大変に売れているようですが、この人の言っていることを鵜呑みにするのは危険だということがよくわかります。


他にやったことと言えば健康診断くらいで、受けに行く前にうっかりトイレへ行ってしまって、尿検査で紙コップのラインまで溜まらなかったんだけど大丈夫かなと心配になったり、私はやせっぽちなので体重は平均より少ないんだけど腹囲が平均値なのはどういうことなんだろうと首を傾げたりしましたが、他は特にどうということもなかったです。


仕事は相変わらずとっても暇なので、中島敦の悟浄を講師に迎えて開催される架空のセミナー「わたしはなぜわたしなのか~生きる意味を越えて~」(会場:西域国際交流会館 流沙河の間)のポスターを作ってスキルアップを図ったりしていますが、それでも暇で、ついインターネットを見てしまって後悔すること度々です。


それでは、夏至の明るい夜をお楽しみください。
雨だけど。





近況 [日記]

ジロ・デ・イタリアを観戦するためにイタリアへ行ってきました。
諸事情あって記事は書きません。
写真のみお楽しみください。

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ところで、私がイタリアへ行っている間にサンウルブズのホームゲームがあって、これまで秩父宮は皆勤賞なので行けなくて残念だったのですが、チーターズに完敗のいいとこなしの試合だったようで、行かなくてよかったかもしれない。
7月のブルーズ戦は行くので、ぜひカッコイイ姿を見せてください!




孔明人形 [日記]

ハリケーンズ戦の後、渋谷へ移動して暁斎展を観たのですが、その前にヒカリエの「川本喜八郎人形ギャラリー」へ立ち寄りました。

川本先生の人形の大部分は飯田市の川本喜八郎人形美術館に収蔵されているのですが、一部は渋谷区が収蔵しています。
その中で30体~40体を選んでテーマに応じて展示しているのがこのギャラリー。
近くに用事があったら是非立ち寄りたいと思っていました。

こじんまりとした展示スペースですが、タダでふらっと入れるのがいい。
さすが渋谷区。余裕があるなぁ、といった感じ。
12月に展示の入れ替えがあって、今は三国志の人形だと千里行をテーマに、関羽、張飛、夏候惇、関平が展示されています。あとは十常侍の一部と何皇后、皇子二人、黄巾党三兄弟も。

平家物語の方は何といっても知盛がかっこいい。
ボンクラだらけの平家の御曹司の中で、珍しく骨のある知将。
歌舞伎でも碇(いかり)知盛として有名ですね。
「波の下にも都のさぶらふぞ」と慰める二位の尼に抱かれて安徳帝が入水され、平家一門次々と討たれ、あるいは海に沈むのを見届けると、「見るべきほどのことは見つ」と潔く海に身を投げる。
その際、浮かび上がってこないように鎧を二領着たとも、碇を体につないでいたとも。
あっぱれ平家の貴公子。


一通り見て帰ろうとしたときにですね、入り口に置かれたチラシが目に入りまして。
なんかワークショップをやるらしくて。
人形の構造やからくりについての説明があって、実際に人形にも触れられるらしい。
そんでもって。
なんと、孔明と写真が撮れるというではないですか。

これと!
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そ、それは……撮りたいかも。
別に孔明ファンじゃないけど。
三国志好きにとって孔明というのは、好き嫌いは別にしても特別な存在であることは変わらないと思う。
しかも、この川本孔明人形からあの江森三国志や白井三国志が生まれたのかと思うと特別感は増すというもの。

行ってあげてもよくってよ、と日付を見ると、なんと翌日ではないですか……。
ただでさえあまり近づきたくない渋谷に二日連続で行くなんてバカだ。
新幹線や飛行機を使うわけではないけれど、数百円ではない交通費を払って孔明のためだけに行くのはバカだ。
そうだそうだ、そんなバカなことをしている余裕はないのだ。
私は明日、しっとりしてしまった布団を干さねばならぬ。

でも孔明と一緒に写真撮れるんだよ。
普段はガラス越しにしか見られなくて撮影禁止の孔明だよ。
20年くらい前に川本喜八郎人形展に行って、そよ風に衣装と白羽扇をなびかせる姿を見て、どっひゃー、すかしてやがんな、と思った記憶が蘇ったけれど、写真は撮れなかったもの。

いやでもバカだろ。
それだけのために二日連続で渋谷に行くのはバカだろ。
別にそこまで孔明好きじゃないし。
いやでもあの孔明は……(エンドレス)

で、思い切って行っちゃいました。
われながらバカだなーと思いつつ。

でもね、行ってよかったよ。
2ショットはもちろん、何枚も写真を撮りまくったよ。
「孔明がお好きなんですか」と係の方に聞かれて「いえ、そういうわけではないです」ときっぱり否定したけれどもその行為はどう見ても孔明さま大好きなオタクであった。

人形劇の撮影に使われた方の人形は飯田市の美術館に収蔵されていて、渋谷区にあるのは別の1体だけれども、まぎれもなく川本先生の孔明人形であり、正直私には違いがわからん。

黒い背景に同化している黒孔明。。。
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ぎゃ、こっち見てる!
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1000年に一度の天才軍師との2ショットに緊張ぎみです。
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撮影の後は川本喜八郎のアトリエで人形を作っていたというお二方から色々とお話をうかがいました。
見本の人形にも触らせていただいたのですが、手足は意外にもポリウレタン製で柔らかく自由に形を変えられて、撮影の時には実際にモノを握らせていたそうです。
頭のからくりは文楽にそっくりでした。
顔は張り子で、塗料などを塗り重ねて汚れに強くできているそうです。

川本先生作のこんなお人形もありました。
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かわいい。。。

展示替えがあったらまた行こうと思います。





ポケモンGOをやってみた [日記]

世界中で大騒ぎのポケモンGOですが、ここまで騒ぎになると、一体どんなもんなのか興味がわいてくる。
アイテムを買わない限りはただで遊べるということで、ほんだらば、まあ、やってみっか、とダウンロードしてみました。

実際に遊んでみて、なるほどこれは面白いと納得。
特に子供の頃にポケモンで遊んだ人々にとっては「あのポケモンが街に!」という感動があるであろう。
しかし実に残念なことに、私はポケモン世代ではないのであった。。。
初代ポケモン世代は今の30才前後とのこと。
ポケモンが登場した頃には私はすでにそれなりに大きくなっていたのでした。
テレビや街で見かけるポケモンGOプレイヤーは実際に10代、20代が多い。
改めて、自分が大して若くないという事実を突きつけられる思いがした。

しかしなんだね。
やってみて思ったけどね、ポケモンGOは歩きスマホを前提としたゲームだよね。
歩きながらのプレイはやめましょうとか、ナンセンスだね。
そりゃやるよ。歩きながらやりますよ。

歩きスマホをしてたってね、私が住む田舎町みたいに、駅前通りを歩いていたってほとんど人とすれ違わないような場所ならさして問題にはならない。せいぜい自分が転んで痛い思いをするくらい。
でも都会の人混みの中でやったら、そりゃ危ないわなぁ。

ところがこのゲーム、田舎ではあんまりアイテムが集まらないし、ポケモンもほとんど見つからない。
人が多ければ多いほどゲームは賑やかに展開していく仕組みになっています。
かくして都会の歩きスマホはますます危険度を増し、田舎からは人もポケモンも姿を消すのであった。

色々問題はあるでしょうけど、うまいこと町おこしとかに利用できたら素晴らしい経済効果を生むんじゃないでしょうか。

いずれにしても、ポケモン以前世代の私にとっては、どこか一抹の寂しさを感じる昨今のブームなのでした。







どうせラグビーだろう [日記]

ちょっくら東京へ行ってきました。

まずはデパートでサンダルを二足買ってご満悦。
買ってから、同じようなものをすでに持っていたことを気付くが、まあいいか。

デパ地下で弁当を買って、ふらりと秩父宮へ。
日本×香港の試合を観てやろうじゃないの。

入り口にそびえたつリポビタンD。
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バックスタンドはこんな感じ。
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日本代表の主力はほとんどスーパーラグビー参戦中だからなぁ。
20代前半が主体のヤングジャパン 対 ほぼ白人で構成された香港代表。
れっきとした代表同士のテストマッチなんだけどね。

スクラム。
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ラインアウト。
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若手主体ということもあると思うけど、なんとなく初々しい試合であった。
これまでの結果から考えても、まあ勝つでしょ、と思える試合ではあったけれど、日本のペナルティが多すぎるような気がした。
ガンバレ若者!

私はどちらかというと試合よりも弁当を食うことにエネルギーを注ぎ、無事に食い終わったので前半だけ観て帰ることにした。

その後、久々に大型書店へ行ったのだけれど、以前のような情熱がなく、飲み食いをせずにプラーナ(気)だけで生きているという人の本をパラパラと見て「ホントかよ」と思ったりしたくらいで、あとは津村記久子の新刊エッセイを買って終わり。
本のタイトルが「くよくよマネジメント」といって、心理学系の自己啓発本に見えるため、レジの店員さんに他の階の本を持ってきたのかと聞かれた。
いえ、そこにあったんですけど……。
文芸階担当の書店員さんなら津村記久子の新刊タイトルくらいは把握しといて欲しいわ。
この本のことはまた後ほど別記事にて。

最後に再びデパートへ行ってサンダルを受け取って、煎餅を買って、早々に帰宅しました。

家ではどうやら
「どうせラグビーだろう」
という話になっていたらしい。

まあ、確かにラグビーも観たけれども。
メインはサンダルだったんだよね。
でもそれにしたって「どうせラグビー」って失礼じゃない?






何でもない人の何でもない日記 [日記]

仕事があんまりにも暇なので、どうせならブログを更新するのを日課にしようかとも思うのだけれど、暇ということは刺激がないということで、それはネタがないということであり、真っ白な新規記事作成画面を見て手が止まる。

だってさ、何でもない人の何でもない日記を読んだってつまらないじゃない。

例えば、私の今一番の関心事は、やたらとガスが溜まる腸内環境をどうやったら改善できるかということです。
ビオフェルミンを試し、ラクトーンを試し、ミヤリサンを買ってみようかと考え、次はエビオスにしようと思う。

だからなんだ、という……。

先日の帰り道、道路上にいたスズメをひいてしまったような気がして一晩くよくよして、鳥たちが私を見て「鳥殺しだよ! あの人間は鳥殺しだよ!」と噂しあっているような気がして、翌日も引き続きくよくよして、帰り道でもう一度見てみたら死骸はなくて、でもだからって私が殺していない証拠にはならない、とやっぱりくよくよしていた、という話。

だからなんだ、という……。

お昼休みにボスともう一人のオジサンが仏教談義をしていて、最澄もすごいがやっぱり空海は天才だとか、白隠もいいぞとか、道元の正法眼蔵は読んだかとか、ものすっごく私も混ざりたいんだけど、何と言って入っていけばいいかわからなくて遠慮している、という話。

だからなんだ、という……。

まあ、そんな塩梅よ。





Kindle Paperwhite [日記]

最近めっきり本を読まなくなりました。
なんとなく、本を読むことの空しさみたいなものを感じるようになって。
まあ、そのうちまた読むようになると思うけど。

そんな中、うっかりKindle Paperwhiteの白を買ってしまった。



古いKindle Paperwhiteを持っていたのだけれど、解像度が低いので文字の本限定で使っていました。
私は真剣に読み込みたい本はやっぱり紙で読みたいので、Kindleはさっと読んで終わりのお手軽な本限定で、今まであまり出番がなかった。

今のKindle Paperwhiteは解像度が上がったので、マンガも十分読めるようになりました。
もう一声、という気がしないでもないけれど、まあ読める。

そんなわけで、かつて文庫で持っていた巨匠たちの名作マンガを改めて読んでいます。

「銀の三角」 萩尾望都


「闇月王」 坂田靖子


萩尾望都は場合によっては正座して読まなければならない本もあるけれど、坂田靖子は寝る前にちょっと読むのにぴったり。

こうしてamazonの支配はじわじわと広がっていくのです。。。





毛皮のマリー [日記]

ちょっと前に読売新聞で美輪明宏の連載があって、その中で毛皮のマリーを再演するから観にきてね、と書いてあって、その気になってチケットを取ってみたのでした。
特に美輪さまのファンというわけでもないのだけれど、まあ一度は見てみるベェ、と。
私は乱歩先生のファンなので美輪さまなら黒蜥蜴を見たかったんだがまあいいか。

前日に風邪で39度近い熱が出た病み上がりだったので、迷いに迷って迷いまくって、結局出かける30分前に決断して出掛けたわけよ。
行き先は元気な時でも行きたくない渋谷よ。
しかも連休でいつも以上の人混みよ。

で、お芝居の内容は男娼とオカマとゲイの饗宴よ。
(あえて語弊のある書き方をする)
ボンデージのマッチョマンとか女装男子の集団とかほぼ裸体の青年たちのラインダンスとか次々出てくるわけよ。
高熱に浮かされて見た夢ではなく。

いえ、このお芝居の本質は母と子の確執なわけだけれども。。。

なんかすげえものを見たなー、と思いました。
これが美輪さまワールドか。
お見事。






特に何もない近況報告 [日記]

姉に「全然ブログ書いてないからつまらない」と言われるのですが、書くことがないんだからしょうがない。
最近はまともな本を全然読んでいないし、特にどこにも出かけないのでネタがないんです。

今の私の興味はもっぱら健康と株です。俗物です。

しかし健康にしろ、株にしろ、情報を得れば得るほどわからなくなります。
そして迷走状態になり、禅の本なんかを読んで「本来無一物!」と一瞬悟ったりしますが、すぐにまた俗物に戻ります。
それを繰り返す毎日です。

たぶんそれは幸せだということなのです。







追憶の春 [日記]

今日はたいへん暖かくて、予想外に晴れて春のような陽気です。
こういう日はなぜか昔のことばかり思い出します。

高校の帰りによく寄り道したアーケード街のこと。
暇を持て余して古い映画ばかり観ていた大学生の一時期。
柴又で一人暮らしをしていた頃に図書館まで通った道のこと。

そして、その頃に考えていた「未来の私」とはだいぶ違ってしまった「今の私」について思います。

天気の良い日は気持ちが良いですが、何か意味あることをしなければいけない気がして焦ります。
そして陽が落ちると、これといって何もしなかったことを悔やみつつも、少しホッとするのです。