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アルチンボルド展 [美術館/博物館]

国立西洋美術館で開催中の「アルチンボルド展」に行ってきました。

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みどころはやっぱり「四季」シリーズと「四大元素」シリーズでしょうか。
肖像画を構成するパーツの花や果物があまりにも自然で写実的なので、近くでみると構成要素の一つ一つの方を脳が認識してしまってあまり顔に見えない。
少し遠くから見るとたしかに顔に見える。
顔に見える、というだけでなく、おそらくモデルに似ているはずで、それが本当にすごいと思います。
遠近で二度おいしい。超絶技巧です。

私が肖像画を描いてもらうとしたら「春」みたいにお花いっぱいで描いて欲しいな。
余談ですが、「春」はオッサンだと思っていたら女性だそうです。失礼しました。

職業シリーズも面白い。
上下逆さにすると見えるものが違う、という絵は横にコピーのパネルがあって分かりやすくてよかったけど、できることならば自分で逆さにしてみたいね。

点数が比較的少なく、それほど混んでいなかったということもあって、1時間くらいでさらっと観終わりました。

なんというか、最近は印刷の技術やデジタルの技術が向上していて、本物にかなり近いものを簡単に見られるようになったためか、実際に現物を前にした時の驚きのようなものが薄れてしまっている気がします。
もちろん、本物が持つ迫力というものはあって、生で見ることの価値は何も変わってはいないのだけれど、コピーの方がぐんぐんと本物に迫っているように感じます。

それを言ったら、そもそも私たちが「見ている」と思っているすべてのものは、目が拾った光の情報を脳が再構築して見せているものであって、実際の世界そのものではないわけで、「本物」とはなにか、とか考え始めるとよくわからなくなってきます。

まあ、それはともかく。
展示室に入る前に、あなたの顔をアルチンボルドの寄せ絵にしますコーナー、がありました。
モニターの前に立つと、カメラがあなたの顔を認識してアルチンボルド風の肖像画を作ってくれます。
これ、すごく面白い!
多少並ぶと思いますが、待っている間も他のお客さんたちの肖像画ができていく様子を見ているのも楽しいので、是非やってみてください。
おすすめ。

ちなみにアルチンボルド風若隠居さんはこちら。

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似てる? かも?



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