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ばらの騎士 [オペラ]

METライブビューイング「薔薇の騎士」を観てきました。

平日昼間にも関わらずかなりお客さんが入っています。
これは土日は混んでいたでしょうね。

青年将校オクタヴィアンを演じるのはメゾソプラノの女性歌手なのですね。
女性歌手が男性を演じて、その男性が劇中で女性を演じるという複雑さ。
歌舞伎の毛谷村の逆バージョンですね。

ルネ・フレミング演じる元帥婦人の威厳と存在感が圧倒的。
迫りくる老い、止められない時間。
今は自分に夢中の年下の恋人もいずれは若い娘のもとへ去ってしまう予感と覚悟。
私に言わせりゃ、まだ32歳だけどな。

元帥婦人の従兄のオックス男爵は粗野で下品な鼻持ちならない男なのだけれど、演出の妙もあってか、だんだんと愛すべきおバカさんに思えてくるから不思議。

結局、青年将校オクタヴィアンは若くて美しい娘ゾフィーのもとへ去ってしまう。
「男は皆おなじ。悲しむのはいつも女なのよ」
というような元帥婦人の独白から推察するに、オクタヴィアンもいずれおじさんになったらゾフィーより若い娘に走るんじゃないの~なんてひねた考えを抱いてしまいます。

やっぱり私は、愛がどうだとか、君しか見えないとか、そんなことばっかり歌い上げるオペラはあんまり好みではないようです。

来シーズンは大好きな「魔笛」をやるようで、とても楽しみ!


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