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ミュシャ展 [美術館/博物館]

風邪ひいてるし、もとより体力はないし、三つは無理だよなぁ、場所も離れているしなぁ、と半分あきらめていたのですが、お昼に飲んだロキソニンが妙な効き方をしたのか、まだまだ元気が残っていたので新国立美術館まで足を延ばしてみました。
ロキソニンって痛み止め以外になんか「げへへ……」ってなるような成分入ってないでしょうね、大丈夫でしょうね。

お目当ては草間彌生ではなくてミュシャです。
当日券を買うだけでも結構並ぶので、事前のインターネット購入がおすすめです。

私にとってミュシャは「ああ、はいはい、綺麗だよね。みんな好きだよね」という感じで、特別興味はなかったのですが、メイン展示の「スラヴ叙事詩」はチェコ国外では滅多に見られない超大作ということで、なんだかやたら評判もいいし、じゃあ行ってみっぺ、という程度でした。
思いがけず、これが実に素晴らしかった!

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「スラヴ叙事詩」は天井まで届くほどの巨大な絵が全20枚という超大作です。
ミュシャ特有の淡い色使いとスタイリッシュな構図。
それが20枚揃うというド迫力。

中でも私はやはりチラシにも使われている始まりの1枚が印象的だった。
左隅にうずくまる男女の、特に女性のまっすぐこちらを見つめる怯えた表情から目が離せません。

幻想的な雰囲気のこの絵も好き。
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会場内は大変混雑していますが、とても巨大な絵で展示室も広いので、人がいて見えない、ということはありません。
むしろ近くに寄ると全体が見えないので、みんな少し離れて鑑賞しています。

そして全20枚のうち、4枚は写真撮影OKという大盤振る舞い!
素人が旧型のiPhoneで撮った写真よりもプロが撮った写真の方が断然きれいじゃん、ムダムダ、とかクールを気取ってみたものの、やっぱりせっかくだから、といそいそとスマホを取り出す小市民なワタクシ。

でもね、人がいっぱいいるし、絵がデカすぎるし、まあこんな感じですよ。

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余談ですが、20枚の中のひとつに娼館を修道院に改装するという場面があって、聖人の偉業を称える絵らしいのですが、その説明の中で「娼婦たちがこれまでの行いを悔い改めて……」とかなんとかいうくだりがあって、娼婦たちだって好きでそんな商売してたわけでもなかろうし、悔い改めるとか余計なお世話だよなぁ、と思ってしまった。


さて、「スラヴ叙事詩」の後は、これぞミュシャって感じのリトグラフ作品などの展示が続き、こちらもとても充実しています。

「4つの花」と「四芸術」は本当にうっとりする美しさ。
帰ってからネットで画像検索したけど、やっぱり実物のリトグラフの色合いとは違うんだなぁ。
それぞれ4人の女性が描かれた4つの絵で構成されていて、この中のどれかになれるとしたらどの女性になるか、と考えてみた。
花の方はバラとアイリスと迷いに迷って、途中でユリも捨てがたくなって、今この瞬間に選ぶとしたらアイリスかなぁ、という感じ。会場ではバラだった。
「四芸術」の方は迷うことなく「音楽」です。

「クオ・ヴァディス」は四辺の装飾がすごい。緑がかった色合いもきれい。

隻眼の英雄、ヤン・ジシュカは2枚の絵に登場するのですが、片方は右の眼にアイパッチ、もう片方は左の眼にアイパッチ。
構図の関係で左右違うのでしょうか。
どっちにしてもカッコイイ。

プラハ市民会館の市長の間を飾る絵の中で「警護-ホットの人々」のこっち見てる感がいい。
ところで、この「ホット」ってどういう意味なんでしょうね?
温かいってことではないと思うんだけど。


グッズも魅力的なものが多くてポストカードとか一筆箋とか欲しかったのですが、レジ待ちの行列がすごくてあきらめました。

とりあえず行ってみるべぇ、が結局3時間以上会場に居座る結果となった。
なにごともそういうものよね。


帰りがけに草間彌生展の撮影OKな屋外展示を「草間彌生展さいこーでした!」みたいな顔して撮って帰りました。

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