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ブリューゲル「バベルの塔」展 [美術館/博物館]

風邪をひいてゴホゴホやりながらもマスクを装着して美術館3つはしごしてきました。

まずはこちら。

2017_babel_b_l.jpg

ブリューゲルの「バベルの塔」です。

最初に展示されている木彫りの聖人像は、衣の質感にハリがあるのが日本の仏像とは違った雰囲気で面白いと思った。
仏像の衣は柔らかさと軽やかさを重視しているようだけれど、この聖人像たちはハリと重厚さを重視している様子。
それぞれに趣があっていいね。

聖カタリナの絵が何枚かあって、どんな人か私はよう知らんのだけれども、女性の聖人で、片手に剣を持って本を読んでいる姿で描かれる。
美しい女性と本と剣という組み合わせがなんともカッコイイ。
特に「枝葉の刺繍の画家」と呼ばれる作者不詳の作品は、緻密に描き込まれた衣装の生地の煌めきが実にすばらしい。
ちなみにセットで描かれる聖バルバラは棕櫚の葉を持っています。

目玉作品のひとつ、ボスの「聖クリストフォロス」は細かなモチーフのひとつひとつがミステリアスで面白い。
実物に顔を近づけてよく見る、ということはできないので、こういうのは図録とかを買ってじっくり見るのがいいのかもしれない。
買わなかったけど。

メインの「バベルの塔」はちっちゃい。
わかってはいたけれどもやっぱりちっちゃい。
ちっちゃいうえにものすごく細密に描かれているので、人だかりだし、遠いし、はっきり言ってよくわからない。
これも本当はべったりと顔を近づけて見たいものだがそれは叶わない。

ちっちゃな実物を見て「ははあ、これか」と気が済んだら、お隣にある映像資料コーナーで3DCGの映像を見ると見どころがよく分かります。
仕上げに実物の斜め後ろに展示されている拡大複製画で細部を確認しましょう。
とてもよくできています。

それと、バベルの塔へ行く前に現れる、塔の部分を拡大プリントした曲面パネルがすごく雰囲気があってよかった。
いよいよバベルだぜ、という期待が高まるし、なんだか自分が絵の中に入り込んだような気分になってとてもいいです。

最後に「バベルの塔」展が熱烈に推しているキモゆるキャラのタラ夫の着ぐるみ(?)をどうぞ。

IMG_1748.jpg





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