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白楼之夢 [美術館/博物館]

足立美術館、出雲大社、鳥取砂丘、姫路城、倉敷を巡る旅行をしてきました。
が、ツアー参加のため全体的に印象が薄いうえ、鳥取砂丘と姫路城以外は2年前に行ったばっかり、という刺激の少ない旅だったため、ほとんど書くことがありません。

ということで、旅行記ではなく、足立美術館で鑑賞した絵の話をしたいと思います。

今回、足立美術館で一番気になった絵は横山大観の「白楼之夢」という掛け軸でした。
2年前に行ったときには展示されていなかったのか、気に留めなかったのか、記憶にない。

霞の向こうに白い楼閣が垣間見える構図で、ベランダのようなところには、衣類か何かが置かれたままの椅子が置いてあって、誰かがついさっきまで座っていたような雰囲気がある。でも、人の姿はない。
まるで遠野物語の迷い家のような、この世ならぬ空気が漂っている。
説明書きを読むと、白楼は中国の詩人が死後に行く理想の場所と考えられていたとのこと。(うろおぼえ)
ううー、イイ。この怪しげな雰囲気たまらない。

インターネットでどんなに検索してもまるでヒットしないのがまた不思議。
私はホントにあの絵を見たのかしら?

その他に気になったのは、現代絵画の二つ。
一つは、朽ちた倉庫か何かの扉が開いている絵。赤く錆びついて蔦の絡んだ扉が大きく開いていて、暗い空間のその向こうに、小さく窓が開いていて明かりがさしている。
この扉からあの窓の向こうへ行ったら、どこへ行っちゃうんだろう、とゾクッとする感じがいい。
「千と千尋の神隠し」で迷い込む街の入り口みたい。

もう一つは街の上に緑色の空が広がっていて仏様が浮かんでいる絵。
作者はベトナムの平和を願って描いたらしいが、これもやっぱり「あの世」感がたまらない。

どうやら私は「あっち」へ行ってしまいそうな絵が好きらしい。

整体師の片山洋次郎によると、こういう「非日常」とか「祝祭空間」が好きなタイプは6種体癖と呼ばれるものらしくて、こういう人はかつてのオウム信者に多かったらしい。
ああー、わかるー。
私、うっかりするとあっち行っちゃいそうだもの。
気をつけようっと。





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