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室生寺と當麻寺の旅 2日目 [旅の記録]

本日は當麻寺ですよ。
のうのうあみだほとけですよ!
余裕があれば二上山にも登っちゃうよ!

当麻寺駅からお寺へ行くまでの道も、ありふれた新興住宅地とは違った風情があってとてもいい。
普通のお宅だけど、なんとなく様子がいい。

やって来ました、當麻寺の仁王門です。
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本堂。
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當麻寺は境内には自由に入れるけれど、それぞれのお堂などに入る際に拝観料を払います。
本堂と講堂と金堂はワンセット。
本堂で拝観料を払いましょう。

なんと驚いたことに、當麻寺の本堂は内陣まで入れます。
ご本尊の曼荼羅を目の前にして音声ガイドを聞く。
国宝の須弥壇も、重文の仏像も、すぐ目の前で拝めます。
こっちがハラハラするくらいの無防備さです。
なんなら触れるくらいだけれど、もちろん触ってはいけません。

ご本尊の曼荼羅は金網がかかっていて、暗いし、正直よく見えない。
でも仏像と須弥壇はこれでもかってくらい間近で見られますので、よく堪能しましょう。
お堂そのものも国宝。
私は當麻寺の懐の深さに感激した。

本堂を出ると、係の人が待っていて講堂へ案内してくれます。

こちらもまた迫力の仏様が7体おわします。
堂内の薄暗い感じもいい。

続いて金堂へ。
ここがすごかった!
ご本尊の弥勒さまを中心として、前に不動明王、四方に四天王が配置されていて、その仏像の大きさと密集度に圧倒されます。
なにやらよくわからない気迫を感じます。
いやー、すごい。必見。

続いて中の坊へ。
ここは庭園が中心。

こんな感じで、東塔と庭園の風景が一体化していて実にすばらしい眺め。
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こんな庭欲しいなぁ。。。

霊宝館には中将姫ゆかりの品などが展示されています。
私は「死者の書」に洗脳されているので、元ネタの中将姫伝説はよく知らないのだけれど、どうやらこれはこれで結構すごい話。
継母に疎まれて殺されそうになるんだけど危うく難を逃れて、代りに継母の実の息子が間違って殺されたり、身替りの娘が殺されたりして結構壮絶。(ごめんなさい、ちゃんと読んでないです)
最終的に、29歳の時にそのままの姿で浄土へ向かわれたとか。
中将姫がご自分の髪で刺繍したという梵字の刺繍はホントに毛髪なのだろうか……?
だとしたらスゴイ。

この霊宝館に一字写経のコーナーがあります。
般若心経を一人一字ずつ書いて奉納しましょう、というお手軽写経コーナー。
次の一字は「無」。
「無」か。
「無」を出されちゃうと、書かないわけにはいかないよなぁ……。
千円のご寄進とともに「無」の一字を奉納してきました。
住所を書く欄もあったのだけれど、「ご寄進のご案内」みたいなのが届くと面倒なので、名前だけ書いてきました。

続いて西南院へ。
見晴らし台からは東西両塔の姿が見られます。
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そしてここのお庭がまたすばらしい!

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庭園の背景に西塔がそびえ、その西塔が池の水面に映ります。
垂れ下がるモミジの葉裏には水面のきらめきが揺らいで、極めつけは水琴窟の涼やかな音色。
ああー、たまらん。
ここは極楽じゃぁ。

お次は護念院へ。
ここはボタンの季節にはさぞや美しかろうと思うのだけれど、そうでなければ、正直、これと言って見るべきものはない。
早々と去る。

どうせなら全部見てやれ、と思って最後の奥の院へ。
ここも庭園はさほど私の好みではなかったが、宝物館はちょっと面白かった。

何が面白いって、来迎図が面白い。
鎌倉時代に作られた如来像に、江戸時代になってから観音菩薩と勢至菩薩を加えて、さらに多数の天人を配置。
楽器を奏する天人たちの楽し気な様子と言ったら!
いっそファンキーと言ってもいいくらい楽しそう。
こんなどんちゃん騒ぎでお迎えが来るなら死も悪くなさそうだぞ。
江戸時代って平和だったんだなー、と改めて思いました。


當麻寺をたっぷり堪能しているうちにお昼になりました。
近くの公園で手早くおにぎりを食べて、二上山へ向かいます。
向かうんだけれども、私はまたしても迷っていた。

二上山には登ってみたい。
特に大津皇子の墓へは行ってみたい。
「おおう」と応える声を聞いてみたい!(「死者の書」より)

しかし私に残された時間と体力はもうあまりない。
とりあえず行けるところまで行ってみるかー、と歩き出す。

道々、中将姫墓塔やら、傘堂やら、鳥谷口古墳を眺めて、當麻山口神社にもちょろっと寄って、いよいよ二上山の登山道へ。

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うーん、でもなー。
やっぱりなー。
無理しないで大人しく帰ろうかなー。

と思いながら歩いていたのだけれど、おかしいな、私が行こうと思っていた道が見当たらないぞ??
よし、向こうから来る親切そうなおいちゃんに聞いてみよう。

地図を見せながらおいちゃんに聞いてみると、どうやらこの地図、微妙に現状と違っているみたい。
私が行こうと思っていた道はなく(あるのかもしれないけど誰も通ってないみたい)、メインの登山道もちょっと違っている。

今登っているこの道を行くとこの辺りに出るよ、20分~30分くらいで登れるよ、と教えてもらって、まだ少し迷いながらも登ったのですが。。。

まあ、登るだけは登れるであろう。
帰りの新幹線のチケットは取っていないから、多少計画より遅れてもそれほど問題はない。
しかし、登って30分、山頂付近を散策して30分、下山して30分、駅まで30分。
それだけの体力が私に残っているとは思えなかった。

さっさと諦めて軽やかに引き返します。

すると、さっきの親切なおいちゃんに追いついた。
さきほどはありがとうございました、などと話ながら一緒に下りてくると、車で来ているおいちゃんは駅の方まで乗せて行ってくれるという。
じゃあ、ということで図々しくも駅近くの道の駅まで連れていってもらうことに。
なんと親切、奈良のおいちゃん!
あなとうと、あみだほとけ!
どうぞこれからもお元気で歩いてくださいね。

おいちゃんのおかげで予定の電車に余裕で乗れて、予定通り京都着。
奈良へ行ったのに京都のお土産を買って帰路につきました。



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コメント 2

けめこ

のうのうあみだほとけ。
楽しく読ませていただきました。

私も行ってみたいものです。
電車の乗り継ぎミラクル。
by けめこ (2016-06-20 15:57) 

若隠居

當麻寺は大変ようございました。
今度一緒に行きましょう。

間違ったり迷ったりするのもまた旅の面白さのうちです。

by 若隠居 (2016-06-20 17:26) 

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